憲法第9条1項を残すから大丈夫?
自民党の憲法草案についての説明だと、自衛隊を自衛「軍」にはするが、でも、憲法第9条1項の平和主義を残すから日本が軍事国家に逆戻りする心配はないということらしい。自民党の憲法草案の該当箇所は、次のとおり。本当だろうか。眉唾もんだ。
明治憲法時代のパリ不戦条約
明治憲法時代、パリ不戦条約に、当時の日本も、調印し批准をしたが、その内容が憲法9条1項に酷似しているという話を聞いたことがある。
ネットで調べ、文献を国会図書館の謄写サービスで申し込んでみた。最近は、便利な世の中になったもんだ。著作権に反しない範囲であれば、いながらにして国会図書館が貯蔵している文献のコピーサービスを受けられるのだから。
確かに、明治憲法時代の1928年8月27日、日本はパリ不戦条約に調印し、翌1929年の6月27日には、この条約を批准している。
このパリ不戦条約には、次のように書かれている。
(前文の抜粋)
(本文の抜粋)
言われるとおり、憲法9条1項にとてもよく似ている。このパリ不戦条約の精神が日本国憲法第9条1項に脈々と引き継がれているのだ。
しかも、日本は、このパリ不戦条約を批准したにもかかわらず、これを反古にし、自衛の名の下に侵略戦争に突き進んで行った。戦争の放棄を宣言したパリ不戦条約は、結局無力だったんだ。
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