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2007年6月15日 (金)

グローバル9条キャンペーンの話

◇ 福井弁護士9条の会総会・笹本潤弁護士の講演

 6月14日は、「福井弁護士9条の会」の総会だった。そこで聴いた笹本潤弁護士の講演がとてもよかった。
 笹本弁護士がどういう活動をされているかについては以下のサイト(ちょっと情報が古いけど)に書いてある。
   http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20051003.html

 メモをとっていなかったので、細かいことが書けないけど、「グローバル9条キャンペーン」の発想は、9条をグローバル化しようという発想は、すごいことだと思った。

 とても分かりやすい。

 そして、笹本弁護士の話は、なにより、理屈抜きで感性に働きかけるものがあった。笹本弁護士が多くの国に実際に出掛けていって直にインタビューした結果がビデオに納められていた。そこでは、多くの国の国民が、「9条」を意識し、「9条」を象徴として運動を進めようとし、「9条」があるからこそ日本を信じられると言い、今こそ「9条」が全世界のものになるべきだと熱く語っていた。映像のインパクトは非常に強いものがあり、自ら足を運んで直に話を聞いてきた人(笹本弁護士)の話は、説得力があった。

 そして、9条を中心に置くことにより、世界の人たちが同じメッセージを発信できる。

 狭い日本だけで9条の問題を考えていると、どうしても、9条がまだ守られていた昔の話になってしまう。話は、どうしてもそこに戻る方向に流れ、愚痴に近くなる。
 (そのこと自体、悪いことではないどころか重要なことだと思うが)例えば、戦後配られた教科書などには戦争放棄、軍隊の放棄がはっきりと書かれていたというようなことである。
 こういう歴史的事実は重いが、発想が過去に戻り、運動も、そのよかった頃に戻すような発想になりがちで、話が未来へと向かっていかないという欠点がある。「9条いまこそ旬」になりにくい。

 そう言えば、以前、私自身、韓国の弁護士の話を直接聞く機会を持ち、日本でもなかなか認められない「平和的生存権」を韓国の裁判所で認めさせた話に感動をしたことがある。

 9条を日本人の目からだけでなく、もっと広い視点でとらえ直すことの重要性を改めて感じるし、日本においては9条を実現する運動、世界においては9条をグローバル化する催しへの参加が非常に大事であると思う。同時に、そのことが我々自身を元気にしてくれることだと思う。

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