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2006年7月15日 (土)

地域に根づくということ

事務局の伊東です。昨晩(7月14日)、地域福祉の研究者である岐阜大学の高木和美さんが主催している学習会に参加し、高木さんからご自身が作成した資料について解説していただいたのですが、こんな一節がありました。

社会問題は、組織的な要求や運動があって「問題」とされ、対策が検討される。「社会問題」されるためには、「苦しい状態のまま」であるところから、現実の状態を克服する取り組みをするところへ私たちが共に向かう必要がある。

高木さんは、よく「地域に根づくためには・・」という視点で、お話になります。市民オンブズマンという団体(組織)があればこそ、社会問題化できたことはたくさんあると思いますが、オンブズマン感覚に目覚めた市民がたくさん増えたときに、オンブズマン活動が地域に根づいたといえるんでしょうね。

つい最近、あるところから略歴を送るように言われ、市民オンブズマン福井事務局長と書いたら、これは削除してくれと言ってきた、こんなことがあったので、高木さんのお話から連想したものでした。

では、皆さん、また・・・

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コメント

初めてブログを拝見しました。
いつも、伊東さんには情報を送っていただき、ありがとうございます。
とても、参考にさせていただいています。
時々、無断で友人たちに転送もしています。お許しください。

オンブズの活動、しっかりと地域に根ざしていますよ。
行政職員の友人たちと会話していると、「オンブズ」の言葉が時々出ますからね。
少しは意識をしているようですよ。

でも、オンブズに対する市民の期待は、すごく大きいと思います。
市民運動に多くの皆さんが関わってほしいと思いますが、
しかし、市民運動に参加できなくても、その運動に注目している市民が増えるだけでも、
大きな力になると思います。

福井の「地域力」を、焦らずにボチボチと高めていきたいですね。

投稿: 美山・しみず | 2006年7月18日 (火) 06:31

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