県から表彰状をもらってもおかしくないオンブズマン活動
私たちは、2006年1月25日、公園施設工事に関する談合事件住民訴訟について、福井地裁の判決を得た。
「被告福井県知事は、・・・1510万6615円及びこれに対する平成11年8月31日から支払済みまで年5分の割合による金員を請求せよ」というものである。
福井県知事は、談合した業者に対して訴訟告知をしていたから、前記の金員は、談合業者から福井県へ支払われ、福井県の損害はこれによって回復された。
遅延損害金を加えて約2000万円のお金は、福井県の予算からすると、わずかなものかも知れない。
しかし、苦しい思いもしながら働いて得た収入から税金を支払っている(あるいはそういう夫の苦労を知る主婦であっても同じこと)住民の立場からすると、2000万円は決して少ない金額ではない。
私たちオンブズは、福井県民全体の利益になる活動をしたのだから、感謝されてしかるべきなのだ。福井県から表彰状をもらってもおかしくない。
2000万円のお金を寄付した人は、福井県からどのような扱いを受けるのだろうとつい考えてしまう。
別にだからといって偉そうにするという趣旨ではないことはいうまでもない。むしろ、オンブズマン活動が正当に評価されなさすぎだといいたいのだ。
伊東さんの書き込みを見て、少し思うところを書いてみました。
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