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2010年4月

2010年4月28日 (水)

それはおかしい

★某全国紙の福井版で4月から「オピニオン・コラム欄」というコーナーがスタートした。

 これに先立つ2月に同紙の支局長による「市民運動考」と題するコラムが掲載された。

 福井について「市民の声があまり聞こえてこない印象・・・」と述べ、福井の女性問題に取り組んでいる人が「すぐに変わり者扱いをされ、福井はものが言いにくい」とこぼしていたことを「大きな問題を含む感想」と受けとめ、「風通しのよい社会の実現に向け、一層の努力をしていく必要があります。市民の声をこれまで以上に取り上げていく工夫を検討しています。」と結んでいる。

 

★ コーナーは、市民団体ほか多彩な各分野の代表者等が、月に1回ずつ400字余りのコラムを受け持つというもの。

 

「市民オンブズマン福井」も「それはおかしい」とのタイトルでコラム二ストに加わることになり、第1回は代表幹事が執筆、4月25日(日曜)に掲載された。

 

 書き出しは「誤解なきように申し上げておきますが、私たちは、普通の県民の集まりです。」

 市民オンブズ活動に対する誤解、勘違い、あるいは偏見が、まだあるとは言え、こう思ってくれる市民も増えてきたのでは・・と感じている。

 このコラムへの参加によって、市民オンブズ活動も市民活動団体の一つであるとの認識が高まればいいなと思っています。

 「それはおかしい」は、コラムでも述べている「オンブズ活動は、おかしいことをおかしいと感じることのできる感性とそれを堂々と言える勇気が何よりの武器・・・」という思いを、そのままタイトルにしたもの。

 既述の支局長の「市民運動考」にも「市民の声がある程度蓄積した結果として、市民運動があると考えています。」とあり、大いに共感するものです。(事務局 伊東晴美)

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2010年4月19日 (月)

2010年4月17日★第13回総会開催

○ 4月17日(土曜)に13回目の総会を開催。

 今回は、新会員から、市民オンブズ活動の原点を皆で認識し直すような率直な意見が出され、また地域で独自に活動するオンブズメンバーの報告が充実していた。

 「一人ひとりがオンブズマン」とは、初代代表幹事の湯川弁護士の「正しいことは正しいともの申す力を身につけた人が一人でも多く育っていくことが、優しく活気ある福井県を作ることにつながる」との願いを込めたオリジナル標語。その一人として新会員が加わって新年度を迎えるのは嬉しい限りです。 

 標語がいまだに色あせず、各地域でオンブズ団体が立ち上がったのも、「市民オンブズマン福井は弁護士が黒子的存在になって、市民の活動をサポートしている稀有な団体ですね。」と、他県の方から言われた特色にあるかもしれない。

 昨年7月に発足、10月には市長に公開質問状を提出した「市民オンブズ小浜」は、市民オンブズ活動を市民にもっと浸透させたいと懇談会を企画している。

 「市民オンブズマン大野」は、落雪事故が発生しためいりん館(学校と公民館併設)の補修費の返還を求めた本人訴訟が3年目を迎えているが、その粘り強さには弁護士も敬意を表するほどである。

○ 総会で話合われた意見等を加味し整理して、2010年度の活動につなげます。「一人ひとりがオンブズマン」に加わってみようかな・・・と、ちょっとでも思われた方、どうぞ毎月の定例会をのぞいてみてください。(事務局 伊東)

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