政活費の旅費と宿泊費及び日当の見直し要望書
2016年12月13日、福井市議会議長に見出しの要望書を提出しました。
「政務活動費の旅費と宿泊費及び日当について見直しを求める要望書」
1 見直しの再要望
私たちは、2014年10月21日に、今村辰和議長(当時)に、「政務活動費運用マニュアル改正の要望書」を提出しました(資料①)。
旅費は市内、市外(目的地での交通費含む)とも実費充当を原則とし領収書を添付する、市外旅費の定額日当(2,300円)を廃止する、宿泊費は定額(12,000円)ではなく実費充当を原則とし領収書を添付するべく見直しの検討を要望したものです。
同年11月27日付けの議長からの回答書(資料②)には、来期以降に考える意見も出たとあり、改選以降、議会事務局に何度か問い合わせましたが、そのような動きはないと聞いています。
2 政務活動費に関する総務省の通知
平成28年9月30日付けで、総務省から全国の首長と議長にあてた通知には、「住民への説明責任の徹底や使途の透明性の向上を図るための不断の取組が議会に求められています。各議会におかれては、こうした制度趣旨を踏まえ、政務活動費の適正な取扱いについて、更なる取組をお願いいたします。」とあります(資料③)。
3 福井市議会が視察報告書、使い回し
折しも、2015年度の福井市議会の政務活動費充当による県外視察において、26人もの議員が視察報告書を使い回している実態が報道されました(資料④)。旅費、宿泊費の領収書不要の視察に緊張感が伴うはずがないと、市民から批判が出ています。
4 福井県議会は旅費と宿泊費の実費精算を検討中
一方、福井県議会においては、11月30日の議会改革検討会議において、政務活動費の運用見直しの協議が行われ、鉄道料金と宿泊費は全て領収書による実費精算とし、日当も廃止するたたき台が出されたと報道されました(資料⑤)。
5 福井市議会においても、政務活動費の領収書によらない支出を無くすべく、早急に見直されることを求めます。 以上
<添付資料>
①「政務活動費運用マニュアル改正の要望書」
② 同上(回答)(福市議第550号 平成26年11月27日)
③「政務活動費に係る対応について」(総行行第198、経第22号/平成28年9月30日)
④福井新聞 2016年12月4日 (視察報告書使い回し)
⑤福井新聞 2016年12月1日 (旅費実費精算を検討)
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