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2017年7月19日 (水)

福井県内政活費*情報公開度アンケート

福井県内 「政務活動費 情報公開度調査」 アンケート結果

2017年7月19日

<調査日>5月23日に10議会(※)事務局宛てに郵送し、6月1日までにFAXでの回答を依頼。(※)県および、福井、敦賀、小浜、大野、勝山、鯖江、越前、坂井の8市と高浜町の各議会。

 

<70点の越前市議会がトップ、最下位は18点の福井市議会>

 

採点の対象は5項目(質問数は10)で100点満点。結果は、越前市(70点)、小浜市(65点)、坂井市(56点)、勝山市(40点)、福井県(38点)、敦賀市と高浜町(35点)、大野市と鯖江市(25点)、福井市(18点)

 

▼5月1日時点での回答を求めたが、Web公開については、平成28年度支給分からの改善が確認できたものは、実態に応じて採点した。例えば、越前市議会は「領収書のWeb公開」について「公開していないが、平成28年度支給分以降は公開することが決定」と回答したが、5月31日にWeb公開されたのが確認できたので20点満点とした。

 

◇質問(1)及び(2)

 

・平成28年度の執行率と情報公開度の因果関係は特にみられなかった。

 

◇質問(3)収支報告書のホームページ公開

 

・4議会が公開、県議会は平成28年度支給分からWeb公開(7月3日)。坂井市議会は公開準備作業中。公開の予定のない残り5議会の総合順位は軒並み下位。

 

◇質問(4)領収書の議会への拠出状況と公開

 

1)領収書の議会への拠出形式

 

・原本ではなく写しで拠出しているのは、県と福井市、坂井市の3議会のみ。

 

2)拠出された領収書を市民が閲覧する方法

 

・閲覧可ではなく、情報公開請求の手続きが必要なのは勝山、大野、鯖江の3市議会のみ(大野市の情報公開条例の請求権者は広義市民に制限)。

 

3)支払先が個人の場合の領収書の氏名の公開

 

・公開すると回答したのは小浜市議会と勝山市議会のみだった。

 

4)領収書のWeb公開

 

・Web公開は小浜市議会と越前市議会のみ。 

越前市議会は平成28年度支給分から(5月31日)、小浜市議会は全国的にも先駆けて平成21年度から領収書の原本を公開している 

坂井市議会は公開準備作業中だが、昨年陳情を行った県議会と福井市議会には動きなし。

 

◇質問(5)会計帳簿の議会への提出状況と公開

 

・議会への提出の義務付けは坂井市議会のみで、平成28年度支給分からWeb公開も行う。

 

◇質問(6)視察報告書の議会への提出状況と公開

 

1)作成と公開

・視察報告書を義務付けていないのは福井と小浜の2市議会のみ。但し小浜市議会は平成29年度分からの義務付けを決定している。 

閲覧できるのは5議会(県、敦賀市、越前市、坂井市、高浜町)。勝山、大野、鯖江の3市議会は情報公開請求の手続きが必要。

 

2)Web上の公開

 

・越前市議会は平成28年度支給分から公開(5月31日)。坂井市議会は公開準備作業中。小浜市議会は平成29年度支給分からのWeb公開を決定している。

 

◇質問(7)マニュアルの作成と公開

 

・全議会が作成しているが、Web公開は県議会のみ。越前市、鯖江市、坂井市の3議会は情報公開請求の手続きなしで閲覧できる。さらに越前市議会と坂井市議会は写しの入手にも情報公開請求の手続きは不要。<以上>

 

 

 

 

 

 

 

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